修理 その1(修理場所の確認)
まず,上の写真の矢印のネジを外します。
ネジを外したところが,下の写真です。下の写真の矢印のところに,小さな部品が2つありますので,気をつけてください。
この部品は,念のため,作業中は外しておいた方が良いでしょう。
修理 その2(摩耗した部分をかさ上げする)
摩耗した部分をかさ上げするために,0.5mmほどのプラスチック板を使用します。
用意したプラスチック板をちょうど良い大きさに切ります。
プラスチック板を貼るために,ピンセットと瞬間接着剤(ゼリー状)を用意します。
瞬間接着剤はゼリー状にしておかないと,液状の場合は液だれしやすいので,もし変なところに接着剤が付着してしまったら,面倒なことになります。
プラスチック板を下の写真の矢印のところへ付けます。
くっ付けたら,余裕をもって,30分位放置します。
しっかりと乾かしてから,小さな部品2つを元に戻します。
すべての部品とネジを元に戻して完成です。
ラインローラーのベアリング交換に関する記事は
まとめ
今回の作業をやってみて,難易度はさほど高くないと思いました。(ご自身でされるときは,自己責任でお願いします)
プラスチック板の厚さは,最初から暑いものを使用せず,0.5mm程度で良いと思います。
ストローを使う方法もあるようですが,筆者はこのやり方にしてみました。結果的には良かったと思います。
結果としては,修理後すぐにラインローラーの溝へラインがちゃんと入るようになり,今のところ問題なく使用できています。