釣行時間・環境
時間 朝まずめ
場所 瀬戸内海沿岸部 某防波堤
水深 10~15m
釣果状況
休日の朝まずめ
この日も旨いサワラを狙って,まだ薄暗いうちから,キャストする。
この日に投げたのは,ジャクソン ピンテールサゴシチューン 90㎜ 28g
サゴシチューン28gは,サゴシを釣るために特化したルアー。もちろん,サワラも釣れる。
リップの形状の違いもあり,ピンテールチューン27gよりも泳ぎが安定していて,ジャークを入れた時の泳ぎも連続ジャークからの早巻き時も泳ぎが崩れにくい。ピンテールチューン27gほどではないが,早巻き時のイレギュラーダートもする。早巻き時の泳ぎもジャーク時の泳ぎもかなり良い。ただ,調子に乗ってあまり大きなジャークを入れてると,ジャークとジャークの間にサワラカッターでルアーを取られてしまうので要注意。筆者は何度か取られています。
ただ,飛距離が出ないことがこのルアーの難点。フラッシング効果を高めるための角ばったボディ形状により空気抵抗が増して飛距離を落としていると思われます。飛距離がピンテールチューン27gぐらい出たら最高のルアーなんだけど。
ちなみに,サワラチューン35g・40gは,着水音が好きになれないんだなー。角ばったボディが影響しているのか,バシャンって大きな音を立てて着水します。それと,ピンテールチューンもそうなんだけど,泳ぎはこの重さ(27~28g)が一番良いですね。
そして,サゴシチューン28gをキャストして,着水から20秒ほど沈めてからファーストリトリーブ。リトリーブの途中で時々連続ジャークを入れる。ジャーク直後のリトリーブでガツっ!
しっかりとアワセを入れてから引き寄せると,本命のサワラ!ドラグを調整しながら慎重にランディング。
デカいサワラを堤防から一人でランディングするのは難しいと思います。サワラのランディングのコツについては,下記を参照してください。
ショアジギング初心者・中級者におすすめ! サワラのランディングを失敗しないためのコツについての記事はこちら! ~良型のサワラを一人でランディングできるようになるために~
ショアジギング初心者・中級者におすすめ! ジャクソン3兄弟を徹底比較分析! ( Gコントロール サゴシチューン ピンテールチューン )の記事はこちら! ~特徴を知って釣果アップ!~
ヒットルアー
ジャクソン ピンテールサゴシチューン 90㎜ 28g
・飛距離
・泳ぎ(ただ巻き)
・泳ぎ(ジャーク)
【インプレ】 フロントリップの形状により,ただ巻きの泳ぎは安定していて,着水からすぐに巻き始めても海面から飛び出しにくい。「ピンテールチューン90㎜ 27g」ほどではないが,ファーストリトリーブ時のイレギュラーダートもする。ジャーク時の動きも良く,大きめの連続ジャークをしても泳ぎが崩れにくい。短所は飛距離で,フラッシング効果を高めるための角ばったボディ形状が飛距離を落としている。「ピンテールチューン90㎜ 27g」に比べると,10%ほど飛距離が落ちる。個人的には,泳ぎ,操作性の面ではジャクソン3兄弟の中では一番良いと思っている。でも,飛距離が,,,。
ジャクソン3兄弟の他のルアーについて
ジャクソン ピンテールチューン 90㎜ 27g
・飛距離
・泳ぎ(ただ巻き)
・泳ぎ(ジャーク)
【インプレ】 スローリトリーブだと,上手に泳がないので,ファーストリトリーブが基本となる。ファーストリトリーブ時にイレギュラーにダートし,青物の捕食スイッチを入れる。ジャークを入れずに同じスピードのままイレギュラーダートする泳ぎがこのルアーの真骨頂であり,「Gコントロール 93㎜ 28g」にはない。また,飛距離もこのクラスのヘビーシンキングミノーの中では一番飛ぶ。但し,イレギュラーダートする泳ぎは不安定さと表裏一体であり,フックの大きさ,フックの向き,アイの変形,巻きスピードなどが要因で泳ぎが悪くなってしまう。また,連続ジャークを入れると泳ぎが崩れやすい。泳ぎが悪いと,バタつくので浮き上がりが早くなる。ちょっとクセのあるルアーだが,使いこなすと強い味方となる。純正フックは交換必須!
ジャクソン Gコントロール 93㎜ 28g
・飛距離
・泳ぎ(ただ巻き)
・泳ぎ(ジャーク)
【インプレ】 フロントリップが「ピンテールチューン90㎜ 27g」に比べて少し大きく,ベリー部分のセカンドリップにより泳ぎが安定しているため,ファーストリトリーブだけでなく,スローリトリーブでも安定して泳ぐ。安定しているがゆえに,泳ぎが素直で単調でもある。連続ジャークを入れても泳ぎが崩れにくく安定しているので,リトリーブ時にジャークを入れる方が良い。飛距離は,リップの形状も影響しているためか「ピンテールチューン90㎜ 27g」には劣るが,「サゴシチューン90㎜ 28g」よりも飛ぶ。ジャクソン3兄弟の中では一番弱点もなく,まとまっていて,誰にでも使いやすい。
フック交換について
「ピンテールチューン27g」は必ずフックを交換してください。純正フックでキャッチできるのは,せいぜいメジロクラスまでです。交換するフックですが,筆者が色々と試してみた結果,フックの大きさは純正と同じ#6,太さはH(ヘビー)です。理由は,フックを大きくすると,ルアーの泳ぎが悪くなってしまうことと,#5のMH(ミディアムヘビー)ぐらいでは,結局ブリクラスの大物では曲げられてしまうからです。
「セットアッパー 125S-DR」(青物スペシャルでないノーマルタイプ)も同様にフックを交換しましょう。
交換用のおすすめフックは下記のとおりです。(クリックすると最新の価格が分かります。)
使用タックル
〇ロッド | 15コルトスナイパーS906M |
〇リール | 21ストラディックSW4000XG |
〇ライン(PE) | ピットブル12 1.5号 200m |
〇リーダー | サンライン(SUNLINE) システムショックリーダー ソルティメイト FC (25lb~35lb) |
〇スナップ | アクティブ ルアースナップ・ストロング 2号 |