ショアジギング初心者・中級者におすすめ! 【ジャクソン3兄弟を徹底比較分析! ( Gコントロール サゴシチューン ピンテールチューン )】 ~特徴を知って釣果アップ!~

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はじめに

今回は,同じメーカーから発売されている,大きさも重さもほとんど一緒のジャクソン3兄弟(Gコントロール28g サゴシチューン28g ピンテールチューン27g )ついて解説します。

似たようなルアーですが,それぞれの特徴を理解して,釣果のアップにつなげましょう。

3つのルアーの比較について

上の写真の見てください。

左:Gコントロール28g(93㎜) フックの大きさ#5

中:サゴシチューン28g (90㎜) フックの大きさ#6

右:ピンテールチューン27g(90㎜) フックの大きさ#6

ほとんど,大きさも重さも一緒ですが,それぞれ特徴が違います。簡単に説明すると,下記のとおりです。

Gコントロール28gはリップが一番大きく,ボディの真ん中にセカンドリップが付いています。これにより,泳ぎが安定しています。

サゴシチューン28gは,リップの大きさがGコントロール28gほど大きくありませんが,ピンテールチューン27gよりも幅広となっています。また,ボディが角ばっていて,フラッシング効果を高めています。

ピンテールチューン27gは,3兄弟の中で一番最初に発売された長男です。リップの幅がサゴシチューン28gやGコントロール28gより狭く,空気抵抗が抑えられています。

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飛距離について

飛距離の順位については次のとおりです。

1位:ピンテールチューン27g リップの幅が3つの中で一番狭く,ボディは流線形でセカンドリップもないため,空気抵抗が抑えられている。飛距離は,ジャクソン3兄弟の中だけでなく,他のメーカーも含めてこのクラスのヘビーシンキングミノーの中ではトップクラス。

2位:Gコントロール28g リップが一番大きく,ボディの真ん中にセカンドリップが付いていることにより,空気抵抗が増しているため,飛距離はピンテールチューン27gよりも劣る。

3位:サゴシチューン28g リップ形状はGコントロール28gほど大きくないが,フラッシング効果を高めるための角ばったボディ形状により空気抵抗が増し,飛距離が落ちている。

タダ巻きの泳ぎ(高速)

高速タダ巻きの泳ぎの順位については次のとおりです。

1位:ピンテールチューン27g 高速でタダ巻きした時,時々イレギュラーにダートする泳ぎが天下一品。

2位:サゴシチューン28g ピンテールチューン27gほどではないが,高速でタダ巻きした時にイレギュラーダートする。

3位:Gコントロール28g 泳ぎが安定していて崩れにくい反面,高速でタダ巻きした時のイレギュラーダートはせず,きれいに真っ直ぐ泳ぐ。

タダ巻きの泳ぎ(低速)

低速タダ巻きの泳ぎの順位については次のとおりです。

1位:Gコントロール28g リップが一番大きく,ボディの真ん中にセカンドリップが付いていることにより,低速でのタダ巻きでも泳ぎが安定している。

2位:サゴシチューン28g ピンテールチューン27gよりも幅広なリップ形状により,低速巻きでもある程度は安定して泳ぐことができる。

3位:ピンテールチューン27g 低速巻きだと,バランスを崩してきれいには泳がない。

ジャーク時の泳ぎ

ジャーク時の泳ぎの順位については次のとおりです。

1位:サゴシチューン28g ダートアクションが大好きなサゴシのために作られたルアーだけあって,ジャークを入れた時のダートが良い。大きめのジャークを連続で入れてもバランスを崩さず左右にダートする。

2位:Gコントロール28g リップが一番大きく,セカンドリップが付いていることにより,ジャークを入れても泳ぎが安定している。

3位:ピンテールチューン27g ジャークを入れてもあまりきれいにダートしない。大きめのジャークを連続で入れると,泳ぎのバランスを崩す。ジャークを入れるというより,トゥイッチを入れるような感じの方が良い。

Gコントロールの所感について

Gコントロール 93㎜ 28gは,私がショアジギングにどハマリした2019年から使用していますが,実はジャクソン3兄弟の中では1番出番が少ないかも。

決して悪いルアーではなく,とても優秀なルアーなんですが,泳ぎ方が良い子過ぎるんですよね。「ピンテールチューン90㎜ 27g」に比べてフロントリップが大きく,ベリー部分にセカンドリップが付いて泳ぎが安定しているため,ファーストリトリーブだけでなく,スローリトリーブでも安定して泳ぐことができますが,安定しているがゆえに,泳ぎが素直で単調でもあります。それでもサゴシチューン28gよりも飛距離は出るし,弱点のない使いやすいルアーだと思います。

それと,Gコントロール28gの純正フックは5番となっています。ピンテールチューン27gやサゴシチューン28gよりも,一つ大きくなっていますが,この5番って中途半端なんですよね。私が青物用に交換するフックで愛用しているフィーモフック H(ヘビー)タイプには,5番が販売されていません。5番のMH(ミディアムヘビー)では,サワラなら大丈夫ですがブリには伸ばされます。なので,私は一つ番手を下げて6番のH(ヘビー)に交換しています。フック交換についてはこちらの記事

ジャクソン Gコントロール 93㎜ 28g

飛距離

・泳ぎ(ただ巻き)

・泳ぎ(ジャーク)

【インプレ】 フロントリップが「ピンテールチューン90㎜ 27g」に比べて少し大きく,ベリー部分のセカンドリップにより泳ぎが安定しているため,ファーストリトリーブだけでなく,スローリトリーブでも安定して泳ぐ。安定しているがゆえに,泳ぎが素直で単調でもある。連続ジャークを入れても泳ぎが崩れにくく安定しているので,リトリーブ時にジャークを入れる方が良い。飛距離は,リップの形状も影響しているためか「ピンテールチューン90㎜ 27g」には劣るが,「サゴシチューン90㎜ 28g」よりも飛ぶ。ジャクソン3兄弟の中では一番弱点もなく,まとまっていて,誰にでも使いやすい。

サゴシチューン28gの所感について

ジャクソン ピンテールサゴシチューン 90㎜ 28gは,サゴシを釣るために特化したルアーで,もちろん,サワラも釣れます。純正フックは交換必須

リップの形状の違いもあり,ピンテールチューン27gよりも泳ぎが安定していて,ジャークを入れた時の泳ぎも連続ジャークからの早巻き時も泳ぎが崩れにくい。ピンテールチューン27gほどではないが,早巻き時のイレギュラーダートもします。早巻き時の泳ぎもジャーク時の泳ぎもかなり良い。ただ,調子に乗ってあまり大きなジャークを入れてると,ジャークとジャークの間にサワラカッターでルアーを取られてしまうので要注意です。筆者は何度か取られています。

ただ,飛距離が出ないことがこのルアーの難点。フラッシング効果を高めるための角ばったボディ形状により空気抵抗が増して飛距離を落としていると思われます。飛距離がピンテールチューン27gぐらい出たら最高のルアーなんだけど。

ちなみに,サワラチューン35g・40gは,着水音が好きになれないんだなー。角ばったボディが影響しているのか,バシャンって大きな音を立てて着水します。それと,ピンテールチューンもそうなんだけど,泳ぎもこの重さ(27~28g)が一番良いですね。

ジャクソン ピンテールサゴシチューン 90㎜ 28g

飛距離

・泳ぎ(ただ巻き)

・泳ぎ(ジャーク)

【インプレ】 フロントリップの形状により,ただ巻きの泳ぎは安定していて,着水からすぐに巻き始めても海面から飛び出しにくい。「ピンテールチューン90㎜ 27g」ほどではないが,ファーストリトリーブ時のイレギュラーダートもする。ジャーク時の動きも良く,大きめの連続ジャークをしても泳ぎが崩れにくい。短所は飛距離で,フラッシング効果を高めるための角ばったボディ形状が飛距離を落としている。「ピンテールチューン90㎜ 27g」に比べると,10%ほど飛距離が落ちる。個人的には,泳ぎ,操作性の面ではジャクソン3兄弟の中では一番良いと思っている。でも,飛距離が,,,

ピンテールチューン27gの所感について

ピンテールチューン 90㎜ 27gは,ずっとスローリトリーブだと上手に泳がないので,基本はファーストリトリーブ(早巻き)です。そして,早巻きしているだけで,時々イレギュラーにダートします。この,ジャークを入れずに同じスピードのままイレギュラーダートするのが,ピンテールチューン27gの真骨頂です。このイレギュラーダートが青物から逃げる小魚のようで青物の捕食スイッチが入ります。捕食スイッチが入った青物がピンテールチューン27gを追尾し,次にダートした時や,巻き速度を緩めた瞬間にバランスを崩してヨロヨロっとダートしたところにヒットします。また,着底からの巻き始めすぐにヒットするパターンも多いです。おそらく,青物はルアーが沈んでいくところを観察しています。着底してすぐの早巻きでダートした瞬間に,リアクションバイトするんだと思います。

ピンテールチューン27gのファーストリトリーブ(早巻き)時のイレギュラーダートする泳ぎは,同じメーカーであるジャクソンのヘビーシンキングミノーの中では一番良い泳ぎだと思います。また,同じピンテールチューンでも40gでは同じようには泳ぎません。(27gの方が良いです。)

そして,何と言っても飛距離!飛距離は,ジャクソン3兄弟の中だけでなく,他のメーカーも含めてこのクラスのヘビーシンキングミノーの中ではトップクラス!

但し,ピンテールチューン27gも良いところばかりではありません。まず,純正フックは交換必須です。

そして,時々イレギュラーダートする泳ぎは,不安定さと表裏一体なのです。何かしらの少しの要因で,全く泳がないポンコツルアーとなってしまうこともあります。その要因となるのは,フックの大きさ,フックの向き,アイの変形,巻きスピードなどです。ホントにちょっとしたことで泳ぎが変わってしまいます。

ピンテールチューン27gは泳ぎが悪くなると,浮き上がりが早くなります。堤防(海面まで4m程度)からフルキャストして,20秒ほど沈めてから同じ速度で巻き続けて,ルアーが海面を割って出るのが10m以上先だと泳ぎが悪いと思ってください。理想は5m以内です。ピンテールチューン27gを初めて使う場合は,まずはフックを交換する前に何回か投げてみてください。同じ時間を沈めて,投げる毎にリトリーブスピードを変えてみて,一番海面を割って出てくるのが遅い時のリトリーブスピードが一番良い巻きの速さです。その日の潮の強弱や向きによっても,最適なリトリーブスピードは変わってきます。リトリーブスピードが速すぎても良くありませんので,注意してください。慣れると,だんだん分かってきます。

ジャクソン ピンテールチューン 90㎜ 27g

飛距離

・泳ぎ(ただ巻き)

・泳ぎ(ジャーク)

【インプレ】 スローリトリーブだと,上手に泳がないので,ファーストリトリーブが基本となる。ファーストリトリーブ時にイレギュラーにダートし,青物の捕食スイッチを入れる。ジャークを入れずに同じスピードのままイレギュラーダートする泳ぎがこのルアーの真骨頂であり,「Gコントロール 93㎜ 28g」にはない。また,飛距離もこのクラスのヘビーシンキングミノーの中では一番飛ぶ。但し,イレギュラーダートする泳ぎは不安定さと表裏一体であり,フックの大きさ,フックの向き,アイの変形,巻きスピードなどが要因で泳ぎが悪くなってしまう。また,連続ジャークを入れると泳ぎが崩れやすい。泳ぎが悪いと,バタつくので浮き上がりが早くなる。ちょっとクセのあるルアーだが,使いこなすと強い味方となる。純正フックは交換必須!

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おねがい

 場所の特定につながるようなコメントはお控えください。
 釣り禁止となる場所が1つでも増えないことを切に願っています。漁師の方や地元住民へ迷惑となるような以下の行為はやめましょう。
 ・釣り場にゴミを放置して帰る。
 ・釣り場を汚す。(撒き餌,イカの墨跡,絞めた魚の血,直火でBBQなど)※筆者は水汲みバケツとブラシを持参して釣行後に掃除してから帰っています。
 ・夜中や早朝に騒ぐ,大きな音を立てる。(車のエンジン音・排気音,ドアを閉める音など)

プロフィール

 釣り過ぎダニエルです。

 瀬戸内海の沿岸部に在住で,自宅又は職場から車で20分圏内に多数の釣りスポットがあるという,恵まれた環境で,主に防波堤やサーフから40g前後のルアーをメインとするライトショアジギングで,日々ブリ・サワラを追い続けてキャストを繰り返しています。
 青物のハイシーズン中には,ほぼ毎日のように朝マズメは釣り場に行っているという,ホントに釣りバカな奴です。
 以前は,夜釣りでアジングやエギングなどのライトゲームもしていましたが(どちらかと言えば,そっちがメインでした。),夜釣りと早朝の釣りが両立できない年頃となり,最近はもっぱら青物を狙っています。
 釣行回数的にも釣果的にも,知人・釣友から”釣り過ぎ”と言われる経験を元に,筆者が釣った魚やヒットルアー,豆知識等などを紹介させていただきます。
 このブログで紹介する釣果については,全てショアジギングでの釣果となります。ボートでのジギングの釣果は一切含まれておりません。ボートゲームに関しては,ボート専用のタックルすら持っていないド素人です。ご了承ください。

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