はじめに
今回は,2023年に発売予定の新型ストラディックについて,紹介したいと思います。
詳細については,シマノ公式ホームページを参照してください。
外観について
主要テクノロジーについて
ギア歯面の設計・製造技術の進歩によりドライブギアとピニオンギアの噛み合う接地面積が向上。その結果ギアの歯面にかかる負荷をより広範囲へと分散することに成功。集中的にダメージを受けて損傷することを防ぎ、従来設計と比べて耐久性が約2倍(※)に向上しました。ギアの耐久性が向上したことにより、なめらかで力強い巻きごこちを長期間キープすることができます。
旧STRADICのドライブギアと新STRADICのドライブギアに一定の負荷をかけ続けた状態で、巻き上げを続けた時のドライブギア表面の摩耗度合いの比較です。同条件での実験の結果、旧STRADICのギア表面は摩耗していますが、インフィニティクロスを採用している新STRADICのドライブギア表面はほぼ摩耗しておりません。 耐久性が従来設計より向上していることがわかります。
軽い巻き上げを実現した従来のX-SHIP構造がさらにパワフルな構造へと進化。これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを特殊低摩擦ブッシュで支持することで摺動抵抗が大幅に軽減。さらにメインシャフト自体に特殊表面処理や特殊加工を施すことで回転トルクも大幅に低減。高負荷がかかった状態でも積極的に巻き上げられるリールへと進化しています。
ラインローラー部に近接するように弾性体のフィンを設置。ラインのたるみを抑えることでスプール下部にラインが脱落する現象やラインがよれたままスプールに巻き付けられる現象を軽減します。
新材料による新しいドラグワッシャー。従来のドラグワッシャーを構成する繊維方向に直交する形で新しい繊維を織り込み材料を強化。滑らかなドラグ性能はそのままに、耐摩耗性を10倍以上(※)に高めることに成功しました。
ラインナップとスペック表について
詳細はシマノ公式ホームページ
まとめ
上記で紹介してあるとおり,シマノの最新テクノロジーが惜しみなく搭載されています。
それでいて,価格はツインパワーの約半額といったところでしょうか。
2万円~3万円の予算でリールをお探しの方には,買って損のないおすすめのリールだと思います。
個人的には,「20 ストラディックSW」には5000番からの搭載で,「21 ツインパワー SW」には4000番からの搭載となっているインフィニティドライブが,新型23ストラディックは何番から搭載されるかが気になるところ。
ライトショアジギングでは,Mクラスのロッドには4000XG,MHクラスのロッドにはC5000XGがおすすめだと思います。
出典:シマノ公式ホームページ