釣行時間・環境
時間 朝まずめ
場所 瀬戸内海沿岸部 防波堤
水深 10~20m
釣果状況
休日の朝まずめ
この日は,年明けのセールで購入した「コルトスナイパーXR S100M」の初登板日。
感触を確かめるため,色々と投げてみる
今まで使用していた「15コルトスナイパー無印 906M」に比べて,全長が15㎝長くなったことと,同じMでもバットパワーが上がっていることもあってか,今まで使用してきた同じルアーの飛距離がずいぶんと伸びた印象。実際には計測していないが,体感的には1割ほど飛距離が伸びた感じがする。
メタルジグをしゃくった感じは,やはり重量が増えたことと,全長が長くなったこともあって,今までより若干しんどい。それでも,まあすぐに慣れるレベル。「初心者にXRのMHはちょっとキツいかな」と思いました。
実際に青物を釣った感じは,メジロクラス,サワラならMで余裕でした。
もし,今からショアジギングを始めようと思われている方,40g前後のメタルジグや下の表にあるルアーを主に使用する方で「コルトスナイパーXR」の購入を検討されている方がいれば,「MH」ではなく「M」をおすすめします。
ショアジギングロッドの「M」クラスで投げやすく,青物の実績が高いプラグ系ルアーは下記のとおりです。(クリックすると,Amazonの価格やレビューなど詳細を確認することができます。)
- ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR(125㎜ 26g)
- シマノ シュートスピード 110HS(110㎜ 33g)
- シマノ サイレントアサシン フラッシュブースト 129S (129㎜ 26g)
- ジャクソン Gコントロール(93㎜ 28g)
- ジャクソン サゴシチューン(90㎜ 28g)
- ジャクソン ピンテールチューン(90㎜ 27g)
- ジャッカル ビッグバッカー 湾岸ミノー 128S(128㎜ 27.2g)
- ジャッカル ビッグバッカー アンチョピード84(84㎜ 27g)
- デュエル ハードコア ヘビーミノー(90㎜ 29g)
- デュエル ハードコア モンスターショットS(80㎜ 30g~95㎜ 40g)
- マリア ラピード F130(130㎜ 30g)
- マリア ポップクイーン F105(105㎜ 28g)
- タックルハウス フィードポッパー フローティング(120㎜ 30g)
- ジャンプライズ ララペン 125F(125㎜ 25g)
- ジャンプライズ シンキングペンシル ぶっ飛び君(95㎜ 27g)
セットアッパーの場合,125SーDR(26g)を投げるには,コルトスナイパーXRのMHではオーバースペックとなるため,「M」の方が扱いやすいです。「MH」だと125SーDR(26g)よりも145SーDR(39g)の方が投げやすくなります。
大げさに例えるなら,アジングでキャロ用のロッドを使って1gのジグ単を投げるようなものです。
コルトスナイパーBBとコルトスナイパーXRでは,同じMでもパワーが違います。XRのMは,BBのMとMHの中間ぐらいのパワーがあるような感じです。
また,一番下のガイドが,XRのM以外のコルトスナイパーシリーズ(BB,SS,旧型無印)のMは,一回り小さくなっています。下の写真の左が20コルトスナイパーXR100M,中が15無印コルトスナイパー96M,右が21コルトスナイパーBB100Mです。ちなみに,BBやSSのMHと,XRのMは一緒のサイズです。
6000番のリールと,コルトスナイパーのMを組み合わせたい人は,XRをおすすめします。BBやSSのMの場合,6000番だとキャストの際にラインが放出される時,ラインがガイドに干渉して飛距離が落ちてしまいます。もし,コルトスナイパーBB,SSのMに,6000番のリールで使用されておられる方がいましたら,試しに4000番のリールを使ってみてください。飛距離が伸びるはすです。私は実際に同じラインで4000番と6000番で比べてみました。
シチュエーション別,予算別の適切なロッド リールの選び方について,こちらの記事
この日にヒットしたルアーは,メルカリで購入した,「デユオ」の「ドラッグメタル キャストスリム」によく似たメタルジグの40gのゼブラグロー
結構,遠くの方でナブラが湧き始めたので,このルアーをフルキャスト!「うおっ!むっちゃ飛ぶ!」と思いながら,表層を大きくゆっくり縦にジャークを繰り返していると,ガツっ!とアタリ
1匹目はメジロでした。
メジロぐらいなら,コルトスナイパーXRのMで余裕です。
まあ,あのナブラはこいつだよな~っと思いながら,急いでストリンガーにつないで2匹目を捕りにいく。
同じようにジャークしていると,同じ表層でアタリ。
似たような引きだったので,寄せてくるまではメジロと思っていたら,なんと良型のサワラ!
小さいメタルジグに,アシストフック1本だったため,「うわっ!マジか!サワラか!」と,焦りの心の声がついつい出てしまうと,近くにいた先行者のアジンガーの方が「ランディングを手伝いましょうか?」と優しいお声がけ。ありがたく甘えさせていただき,ドラグを調整しながら無事キャッチ。今シーズン(秋~冬),80㎝オーバーのサワラを10本以上キャッチしていますが,他の人にランディングしてもらったのはこの1回だけでした。
縦の大きめジャークでフォール中のバイト,メタルジグにアシストフック1本という状況で,サワラカッターに切られずにキャッチできたのは運が良かったと思います😄
堤防で良型のサワラを一人でランディングするのは結構難しいと思います。一人前のショアジギンガーになるためにも,下の記事を参考にしてランディングのスキルアップを目指しましょう。良型の青物をヒットさせるまでなら,初心者でもできますが,それを自分でキャッチするには,それなりの準備とスキルが必要となります。
ショアジギング初心者・中級者におすすめ! サワラのランディングを失敗しないためのコツについての記事はこちら! ~良型のサワラを一人でランディングできるようになるために~
ヒットルアー
デュオ ドラッグメタル キャストスリム 40g
引き重り感が少なく、扱い易いセンターバランス設計により、ハイピッチからスローまで多彩なロッドワークに機敏に対応。ジャーク時のヒラを打ちながらの強烈なフラッシングと一瞬の喰わせの闇を演出するフォール姿勢は秀逸。
釣り過ぎダニエル
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